現在、思春期真っ只中の娘ではあるが、色恋沙汰には疎いようで、それよりは自分の作った伽羅達を動かして、脳内創作活動の方に夢中らしい。
私も厨二病の時期が長く、そういった時は、人生についてあれこれ考え悩み、そして自分が作った伽羅達に想いを代弁させていた。
きっと芸術家や作家、アーテイストやクリエイターと呼ばれている人々の多くは、伝えたい気持ちを抑えきれずに作品にぶつけるのだろう。だから、多くの作品が共感を呼んだりするのだろうか。
娘の抑えきれない気持ちは、脳内創作活動を活発にしているが、流石に、1人で抱え切れるものではないらしく、ほぼ毎晩、私や倅はその話を聞かされる。
それは大体1時間以上となるが、気持ちの余裕がない時以外は、ふんふんと言いながら話を聞き、時間がある時は、娘の熱い要望に応え、伽羅画を描いてあげるようにしている。
これが娘特有の気持ちの共有だったり、モチベーションだったり、ストレス解消であるのならば、聞いてあげて、それについてあれこれ語るのが良いのだろうと思う。
私は母にはこういった話はしなかったし、自分が書いた作品は見せなかったが、妹には見せていた。
多分、自分の中で、妹は母より近しい存在だったのだろうと思う。
お互いのブログやインスタは知らないが、それでも私は上記のような漫画を、妹は短編小説を見せ合っている。
さて夫は、娘の伽羅話を殆ど聞こうとしない。
それだから、たまーに聞く体制を取ると、娘の方が驚いてしまうんだな(^_^;)
個人的には、いつか娘が伽羅達の物語を文字化や漫画化や映像化できるようになれたら良いのにな。もしくは、私と倅以外で聞いてくれる人が現れたら良いなと思っている。