10月2日
早朝に胃カメラと大腸カメラの検査をした。
夏頃に腹痛があったのと、父と祖母が癌で他界している為、念の為に検査を行う事になったのだ。
近所のクリニックでお願いしたが、気持ちの良い対応をして下さるスタッフが予約を取り付けた。
カメラ検査の1週間前に一度来て説明を聞いてほしいと言う。
それから付き添いはいるかも聞かれた。
9月25日
朝一番で説明を聞きに行く。
丸顔のアジア系の姉ちゃんスタッフが早口で私に質問を繰り返すのに、私は答える。
検査に備えて、この1週間は食事制限が下された。
果物、野菜、ナッツ類は食べてはいけないと言う。
その代わり、肉、魚、白いパン、米、ケチャップ、ジャガイモは食べて良い。ブイヨンスープも可能だが、刻んだパセリなんかは入れては駄目。パンケーキにヌテラや蜂蜜、卵やバターも大丈夫。と説明書には書かれてあった。
だったら大丈夫かなと軽く考えていたが、甘かった。
いかに自分が野菜や果物を食べていたかが良く分かった。
食べれないと言われると、食べてしまいたくなるものなのか。
食べれるものを食べていても、なんとなく味気ないような、、、
検査前日は、いよいよ食事制限の佳境に入る。
午前10時に錠剤2錠を服用。
できるだけ水分を沢山摂る。その頃には肌荒れと便秘が凄まじく、食欲がなくなっていた。
グミやブドウ糖は食べても良い、ブイヨンスープに白いパンを浸したものも良い。
ここに来て、乳製品、固形物、コーヒー、紅茶は摂るなとなった。
13時以降は食べてはいけないらしい。とほほ
17時に下剤を飲む。時間をかけて2〜3リットルの水分を摂る。
水のみならず、リンゴの炭酸水とかお茶に砂糖とかは可能だそうだが、私は水だけにした。
その後はトイレの住人に化した。
早朝5時、もう一回下剤+コップ3杯の水をゆっくり飲む。
その頃には何も食べていないので、何も腹の中に入っていないのだが、指示に従うしかない。
検査予約時間(私の場合は朝8時15分)の2時間前には水分を摂るなと書かれてあったので、6時までになんとか水を飲むのを終えた。
7時前にクリニックから電話がかかった。
現状を聞かれたので答えると、そのままGOサインで検査を行えると言われた。
子供等を送っていって、8時前に夫と2人でクリニックを訪れる。
こういう時、近いとありがたい。
全身麻酔となるので、どうしても付き添いが必要となるらしい。
夫が
「自分もその内、やりたいのですが。妻はペーパードライバーなので、どうしたら良いでしょうか」
と尋ねると、ドイツ人のねーちゃんの受付が
「麻酔の関係で、車で送迎してくれる人を頼んだ方が良い。それと、貴方の体重ではうちでは無理なので、病院で検査をしてもらう事になります」
と言われた。なんてこったい。まあ、夫はかなり大柄だからな💦
さて、いよいよ検査だ。
下のみ着替えて待機。
私以外にも数人が検査を受けるようで、それぞれ付き添いと一緒に、カーテンで仕切られたベッドで待っていた。
私の番が来て、チャキチャキのバイエルンのヲジチャンって感じのお医者さんが検査をしてくれた。とはいえ、私は全身麻酔で寝ているので、その後はどうなったか覚えていない。
起こされて、看護師に支えながらフラフラと夫の待つ自分のベッドに向かう。
夫曰く、大体30分くらいだったという。
暫く横になってから服を着替えて、指定された診察室に入ると、検査結果の紙を渡された。
結果は、どうやら異常なしだったようだ。
小さな大腸ポリープがあったらしいが、悪いものではないとの事。
良かった、、、
帰宅して暫くは全く動けなかった。
ずっと居間のソファで横になっていると、夫が買い物ついでに、寿司を調達してくれた。ありがたやー
その後もまたソファで寝ていた。
子供等は夫が迎えに行き、その足で、アイスクリームを食べに行っている。
明日(10月3日)はドイツの祭日となるので、家族でのんびりしようと思う。