ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

現地校、今年度最終日!

今日は現地校の年度納め。

子供達は早目の帰宅となる。

 

昨日は倅の友達がやって来て、X Boxを2人で遊んでいた。

この友達とは別々の進路となるので、これから先の友情はどうなるかは分からないが、今日まで仲良く遊べた事は良かった。

倅クラスでは、親同士の交流が殆どない。

私も殆ど知らない。

共有チャットで役員さんからの連絡事項をもらい、必要に応じて対応するくらいに留めている。

 

今年度は最終学年というのもあり、倅クラスでは役員の保護者の発案で、記念にオリジナルTシャツを作った。

支払いの段階になって、難色示す親が出てきて揉めに揉めた。

結局、支払った人の子供のみ、オリジナルTシャツを作り、最終日に着て写真撮影(これは全員で撮影する)となったが、別に反対意見はないから、うちはTシャツ代を支払ったけれど、各家庭で事情があるし、考え方も違うから難しいよな。

一応、役員さんは企画の段階で値段を提示し、反対意見や別意見があるなら教えて欲しいと言っていたので、何人かの子供達が着ていない状態で写真に写っているのは少々残念はあるが、これはこれで良いのかもしれない、、、と思うようにしている。

 

余談だが、ドイツはこういった時に協調性を重んじる人が多い。

個人主義のように見える彼等だが、共同作業となると俄然張り切る。そして本当に良い仕事をする。

なので、他民族の子供が多い倅クラスでは、考え方の違いもあって、こういった話が全然まとまらず、結局はTシャツを着ない子供もいたが、もしドイツ人ばかりのクラスだったら、こういう事にはならなかったかもしれない。

 

倅の成績は、進路を決定する際に出された5月よりも、また少し良くなっていた。

普通なら、5月の進路が決まった時点で気が抜けてしまい、もう別に頑張らなくてもいいやーみたいになるけれど、倅の場合は、憎まれ口を叩く同級生が多く、成績が落ちると、すぐに嫌味を言われる可能性もあったので、そのまま気を引き締めて勉強に取り組まないといけなかった。

それが最終的に良い成績に繋がったのではないかと思う。

あと倅が、途中から急激に成長を見せた学校での授業態度の変換に一役買ったと思われる音楽の成績で、1(ドイツでは1が最高、6が最低)を貰えていた。

主要3科目で1をもらうのは確かに嬉しいれけど、こういった進路試験とは無関係な科目で1をもらえる方が、個人的には嬉しい。

特に音楽の授業は倅クラスの中で荒れまくっていて、毎回、数人は校長室に呼ばれていく程酷かった。

倅も始めの内は、騒ぎ立てる同級生達と一緒になって騒いでいたが、ある時からそれではいけないと自分で気付いた。

それから急に授業を真面目に受けるようになり、恐らくは、音楽教師もそこをキチンと評価してくれたのだと思う。

また図工の時間で女子の1人が騒ぎまくり、図工教師を手こずらせた時に、倅が

「働かざる者、食うべからず」

と言った事で、その女子は大人しくなり、その後は授業を真面目に受けた。

 

娘クラスでは、最終週は遠足や行事の企画があったりと忙しかった。

娘は無事に進級できるし、成績も思った以上に悪くなかったので安心した。と、私は思っているが、夫は辛口コメントをして、早速娘から顰蹙を買っていた(~_~;)

小1から1を取り続けている宗教の成績も安定の1だったし、頑張った美術や体育や英語も良かった。

もはや天敵になってしまっているフランス語は少し上がっていたが、他の成績が悪くないのだから、これ以上悪くならないように頑張るしかない。

本当に、得手不得手ってありますよねー(^_^;)

今は、大好きなオンラインゲーム『原神』をフランス語の字幕をつけて攻略している。果たして、これがどこまで功を奏すか。

 

さてドイツ時間の夜に私達は帰国する。

皆様のブログ記事を読むにつけ、そして家族や日本の友達からの話から、相当な猛暑との事、ここ数日は特に雨ばかり降って、気温が15℃前後しかなかったドイツからいきなり日本に降り立つとなると、相当な覚悟がいるかもと今から戦々恐々している。

長い夏休みを、4年ぶりに日本で過ごせる幸せ。

どうか楽しく充実した時間でありますように、、

嗚呼、ドキドキする。。。