ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

長髪男子に思う。

3月27日から夏時間となった。

そんな事を書こうと思っていたものの、結局グダグダやっていたら、もう日本は日を跨いでいて、これを投稿する頃には既に28日になっていたorz

つまりは日本とドイツの時差が8時間から7時間になったわけだが、子供達に話すと

「今日からまた、当分1時間早く起きないといけないのか」

とウンザリしていた。

 

確かに、夏時間から冬時間に移行した時は、1時間遅く起床ができるから、なんとなく1時間得した気分になるよね。

 

さて昨日の夜、娘がギムナジウムの年間誌を見せてくれた。

今いる自分のクラスメートが、昨年や一昨年はどんな顔立ちなのかを当てるクイズをする事になったのだが、これがまた難しい。

流石に高学年ともなると、男子も女子も、身長だけでなく、顔立ちや雰囲気まで随分変わってくる。眼鏡をしていた子が裸眼、もしくはコンタクトで写真に写っているあたりに、そろそろお洒落に目覚めてきたのかと微笑ましくもなる。

とりわけ目を引いたのは、あるクラスには長髪の生徒が多く、しかも殆どが男子だという事だった。

 

私の中では、長髪男子というのは、一昔前の少女漫画の世界にしか存在しないと思っていたので、こんなに身近にいたのかと驚愕してしまった。

しかもまあ、皆、長髪が似合っていること!

色素が薄いから、あんまり重く感じないんだよね。

しかも皆、華奢だし。

そんな写真を見た後に、つい

「バンドでも組んでいるんかね」

と思ってしまう自分は、浅はかだなあと猛省しきりだ。

どうしても、華奢で長髪男子=バンドマンと錯覚してしまう。遺憾な自分↓↓↓

 

娘曰く、長髪男子がクラスに2人いた時があって、後ろ姿が同じに見えるので、皆、よく間違えていたらしい。本人達は気にする風もなく、今でもそのまま髪を伸ばしているらしい。

 

やはり高学年くらいになると、男子も容姿を気にするようになるのだろうな。

知人の息子さんは、ギムナジウムに通うようになってから、浴室にいる時間が長くなったらしい。

 

小3の倅くらいの年齢だと、短髪男子が多く、先日もクラスメートの男子の1人から

「倅君、髪が随分伸びたね。僕なんて少しでも伸びたら、こっそり自分で切るよ」

と言われたらしく、倅も鋏を持ち出して前髪を切っていたので、そのまま私が短く切ってやった。

娘からは随分不評を買ってしまったが(^◇^;)

娘的にはブロッコリー頭の倅の方が良いらしい。

 

これもまた、きっと好みの変換というのがあるのだろう。

学生の頃は私も娘と同じで、長髪とまではいかなくても、少し長い髪の方が男子も格好良いと思っていたし、漫画でも描きやすかった。

それが倅が生まれると、短い方が清潔感があって良いじゃん とか、前髪で目が隠れると、目が悪くなりそう とか言いながら、定期的に即席ヲカン床屋を開いて、倅の髪を切っている。

「大丈夫。お母さん、上手いんだから❤️」

なんて言った後に、実母が私と妹の髪をモンチッチに切っていたのを思い出す。

その時も全く同じ台詞を言って、そして私達の頭をモンチッチにして、満足そうに頷いていたっけ。

小学校高学年くらいからは、流石に私達は美容院に行くようになったけど、倅もいつか床屋に行くようになるんだろうな。

その時、

「ヲカン、俺の頭を随分短くしてたよな。アレ、嫌だったわー」

とでも言われるかしらね。