ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

今日は何のお茶かな。

今週のお題「好きなお茶」

 

数年前から、仕事時のコーヒーの飲み過ぎで、体調を崩してしまいがちになる夫の為に、朝食はコーヒーの代わりに紅茶を淹れている。

倅にも紅茶。

大抵はダージリン。たまにアールグレイとなる。

ダージリンは飲みやすいようで、アールグレイより好評だ。

私は朝は必ずコーヒーを淹れる。大昔、日本で買った有田焼のマグカップが、朝のコーヒー用と決まっている。

しかし朝一杯のコーヒー以外は、基本的にお茶を飲んでいる。

 

ここドイツにもハーブ茶が沢山あり、胃腸炎用や咳止め用のお茶を、その時々の用途に合わせて淹れる。不妊症の時にはたんぽぽ茶、出産して母乳を出す為に飲むお茶なんてのもあり、味も香りも良かった。

最近では、近所のドラッグストアに抹茶までもが売り出されるようになり、抹茶ラテなんて素敵なものまでお目見えしていた。味は、まあ、こんなもんかなって感じ。でも、見つけたら必ず買って飲んでいる。

 

日本に一時帰国した時に、必ず買う物がある。

それは『どくだみ健康茶』である。

数種類の茶葉がブレンドされているお茶で、子供達も大好きだ。

普通のどくだみ茶なら、探せば、もしかしたら日本の店に置いてあるかもしれないが、どくだみ健康茶や十薬のようなお茶は、まだ見た事がない。

なので、日本で買って、それをドイツで飲んでいる。

 

食事の時に子供達にお茶当てクイズをする。

「今日は何のお茶かな」

 

我が家にはどくだみ健康茶だけでなく、実母が時々送ってくれる茶葉や、こちらでも売られている煎茶やほうじ茶なんかがある。

そういうのもたまに淹れるので、子供達は興味津々で飲んで当てるのだ。

 

そういえば、大昔隣に住んでいたユーゴスラビア人に煎茶を飲ませたら、砂糖をドバドバ入れていたっけ(汗)

紅茶にも砂糖を入れないので、その発想は流石になくて驚いた。

 

娘もお茶に砂糖を入れたくないのだそうだ。

ハイビスカスのような真っ赤なお茶はとても酸っぱくて、砂糖を入れた方が飲みやすいのだろうけど、そんなお茶ですら、砂糖を入れずに飲む。

 

そして娘は必ず言うのだ。

「お砂糖を入れない、普通の日本のお茶が1番美味しいね」