ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

謹賀新年2021

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あけましておめでとうございます。

本年もどうか宜しくお願いします。

 

子供の頃は、ゴム判に彫刻刀で彫って年賀状を作っていた。

その内、プリントごっこを買ってきて、それで印刷するようになり、ネットが各家庭に普及した頃にドイツに住むようになって暫くの間はクリスマスカードを年賀状として送っていた。しかし最近はメールで済ませてしまっている。

 

まあ、時代の流れもあるよな。

日本にいたら、きっと今でも年賀状を書くのだろうな。

子供達は自分の文通相手にアドヴェンツカレンダーのクリスマスカードを書いて送っている。

 

さて今年は丑年となる。

中国の神話曰く、昔、神様が動物達を集めて、1月1日に1番早く自分の元に来たものから順に12番目迄、動物の王を決める。牛は鈍いから夜から歩いて神様の待つ丘までやって来た。

1番最初に着いた時、牛の背中に乗っていたネズミが飛び降りて、牛の前に来てしまったが為に、牛は2番手になったというもの。

 

牛はインドでは聖なる神の化身として扱われている。

だからインドでは我が物顔に牛が道を歩いているらしい。

 

ギリシャのユーロコインの裏側に牛に乗ったエウロパが刻まれている。

 

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ユーロコイン

出典:EU  MAG

 

テユロスの娘エウロパに一目惚れをしたゼウスは白い牡牛に姿を変え、彼女に近付いた。

エウロパが牡牛に花飾りをあげ、牛の背に乗った瞬間、牛は海を渡ってクレーター島に降り立ち、そこでゼウスは本来の姿に戻り、エウロパとの間に3人の子をもうけたそうだ。

エウロパは海を渡り西の大陸に降り立った。

彼女の名前に因んでヨーロッパと呼ばれるようになった。

牡牛はその後空に上がり、牡牛座となったらしい。

 

牛は大人しく、何事にも我慢強く取り組む性格だ。

また酪農や農業で、昔からよく人間を助けてくれる大切な家畜だった。そういうのもあって、丑年はこれから発展する前触れとなると言われている。

 

是非ともコロナ禍から一転して、良い方に発展して欲しいものだ。