子供等を見ていると「友達」の定義がかなり軽い気がする。
知り合ってすぐに「友達」認定をしている。
「友達」と「知人」の間には随分な隔たりがある自分にとっては、ちょっと面食らう。
ある時、クラスメートと
「自分にとっての友達の条件」
を話し合った。
倅にとっては「一緒にいて楽しい」が第一条件になるが、ベジタリアンのイワン(仮名)君の条件はベジタリアンである事、だった。
という事は、ベジタリアンでない人達は彼にとっては友達ではないのか。
そんな風に思った子もいただろう。
娘のクラスメートの男子がネット苛めに遭った時の話。
クラスチャットである男子を標的にして、悪口が書かれた。とはいえ、子供達は固有名詞を書かない。つまり暗号のような形で、しかし誰の事か分かる人には分かるようにしていた。しかもクラスチャットなので本人が読んでいるのも承知の上だし、余計にタチが悪い。
その時、カトリック四人衆のリーダー君がおちゃらけたミームを入れた。
『もう充分だよ!』を連想させるミームがきっかけで、苛めは、少なくともこのクラスチャットの中では二度と行われなかった。
何年か経ってから、ふと娘とこの話になって、きっとアレは友達を何とか助けたいと思うリーダー君の機転がそうさせたのだろうねと結論付けた。
ところで我が家は雑食で嫌いな物は余りない。
そういうのもあって、家にベジタリアンの人を招く場合、何を作れば良いのか考えてしまう。
子供が日本から持って帰ったお土産や誕生日に持っていくお菓子類に、ゼラチンが入っていないか聞かれたりして、ならばいっその事、何も買わずにいた方が良いのかもと冷や汗をかく事もしばしば。。
最近になって、倅は沢山食べるようになってきた。
偏食児童だった時期が長かったが、味覚が少し変わったのだろうか。
それとも、やっと食べ盛りになってきたのだろうか。
結局の所、共通点や好みの一致が多ければ多いほど、友達になりやすいのかもしれない。
私にも身に覚えがある。
親しくしているドイツ人女性2名は、私が好きなクリスマス市の時だけ飲めるホットドリンクが大好物だ。それを知って益々彼女達との心の距離が縮まった。
そうそう、最近仲良くなったメッシ君は、相変わらず、天気が良い日はほぼ毎日倅を呼びに来る。
早い時間に来るように再三促すと、やっと理解したようで、今日は14時半に来た。
勉強を途中止めにしているので、2時間くらいしてから戻っておいでと、倅を外に出した。
確かに先日のテストの成績は悪かったのだけど、勉強ばかりも出来ないものね(⌒-⌒; )
バランスよく両立できたら良いね。
メッシ君の話です↓
chiriyama-nikki.hatenadiary.com
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