時差ボケというのは私の辞書にはないようで、ドイツにいようが日本にいようが、毎朝、同じ時間に起きている。
それ以上長く寝ると、どうも腰の具合が悪くなってしまうのだ。
私は眠りが浅く、ショートスリーパーの部類だと思う。
それを知人に話すと、えらく同情に満ちた目で見られた。
確かにそれがコンプレックスにもなっていた時期もあったが、今では割り切っている。そうすると細かい事が気にならなくなり、随分楽になった。
倅はきっと私に似ているのだと思う。それがちと可哀想ではある。
娘は夫に似ていて、とにかくひたすら寝るタイプ。だから病気の時はよく眠る。
全く、上手く2つに分かれたものだ。
さて子供等のいつもの日常が始まった。
子供等は張り切って「5時に起きる」とか「5時半に起こして」とか言うが、ほぼ間違いなく起きない。
目覚まし時計を大音量で鳴らすは良いが、当の本人等はグースカぴーで寝ている。
余りに煩いから、台所にいる私が止めに入る。
そろそろ、目覚まし時計の役割を考え直した方が良いかもしれない。