ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

超弩級手抜きコンポストと野菜の芽。

去年の秋にこの家に引っ越してから、狭くて小さな庭ではあれど、何かできないかと考えている。

中古物件ではあるものの、前の持ち主がきちんと手入れをしていたのもあって、始めはその現状維持のみに努めていたが、慣れてきて、少しずつ状況が分かってくると、自分で工夫をしたくなってきた。

 

というわけで、超弩級手抜きコンポストをやってみた。

 

コンポストとは、家庭で出る生ゴミを使って堆肥を作る事、とでも言うのだろうか。

クリスマス休暇中に庭に鉢植えになっていた植木の1つを枯らしてしまい(涙)、その土の使い道を考えていた。

また大量に出るコーヒーかすは犬の糞害対策に使っていたが、他にも使えないのか色々検索してみた。

 

その中で、コーヒーかすを腐葉土に混ぜ込めば、土の栄養分を増やすのに役に立つというのを知り、乾燥させてからコンポストとして使っている。

 

コンポスト容器は、樽、バケツ+大きめの洗濯ネット、ダンボール、木箱と色々種類があるようだが、私はもっと手抜きで、ガレージに置いてあった大きめの鉢植えに、上記の枯れてしまった植木の土を入れ、そこに生ゴミを投入している。

 

主に入れている生ゴミ

・コーヒーかす

・茶葉

・果物の皮(バナナ,オレンジ)

・野菜の皮

・卵の殻

 

色々検索してみて、動物性の生ゴミはハエが沸きやすくなるとあったので、卵の殻以外は入れていない。

 

上記に記したが、我が家の場合、枯れてしまった植木の土の一部を鉢に入れ、そこに生ゴミを投入して、その上にまた土と枯葉を入れるのみだ。

庭で作業を行い、洗濯ネットも使用していない。

水を時々撒いて、混ぜるくらい。

4月始め頃から始めてみた。

 

5月始めに撮影。

まだオレンジがある。

この日、どうやらオレンジの匂いに引き寄せられたのか、蟻が入ってきていた。

土や枯葉を被せたりすると、蟻がいなくなった。

 

始めは気温が低かったのもあり、なかなか分解が進まなかった。

しかし5月に入って気温が高くなったからか、混ぜてみると湯気のようなものが出てきた。

どうやら分解も順調らしい。

匂いは全く気にならない。柑橘類の匂いがするのは、オレンジの皮を入れているからだろう。

 

のんびり熟成(?)させる事、約1ヶ月半。

どうやらほぼ分解されたらしい。

 

5月半ばに撮影。

白いのは卵の殻。

これは分解しにくいようだ。

 

中身をほじくってみると、何故か小さなミミズがいた。

 

いつの間にか、ミミズコンポストになっていたらしい。

それもあって、分解が早まったのだろうか???

 

まあ、いいや。

 

 

腐葉土にコーヒーかすと卵の殻のみ入れてコンポストで、4月頃に子供達と一緒に野菜を植えてみた。

 

こちらは5月18日の撮影です。

 

ラデイッシュ

 

 

胡瓜

 

 

ミニトマト

 

家庭菜園の超弩級初心者なので、ちゃんと芽が出たのがとても嬉しく、

「本当にこの野菜達の芽であってるよね?!」

「まさかタンポポの芽かも!?」

と子供等とワイワイ言いながらやっている。

中には、雑草の芽も混じっているようだが、、、そこはスルーして下さい。

 

いつも読ませて頂いているブログの中には、家庭菜園やガーデニングが素晴らしい記事が多く、どれも参考になったり、目の保養になるものばかりだ。

それに比べると、自分がやっている事は間違いが多いとは思う。

先日も、ママ友の1人に、コンポストの話をしたら

「コンポストはコンポストのままで使って、栽培はしない方が良い」

と言われたばかりだ。

それでも、芽もちゃんと出てきた事だし、収穫までできたら良いなあ、、、なんて淡い夢を見ながらゆるーくやっている。