ドイツでは随分前から分別ゴミに力を入れていて、我が街でも至る所に、空き瓶専用のコンテナが設置されている。
大抵は古着(+靴)専用のコンテナも一緒にあるので、空き瓶を持って行くついでに古着も持って行く人が多い。
場所によっては、ちょっとした電化製品用のコンテナも設置されている。
電化製品は、どんな物をコンテナに入れたら良いのかを絵や字で記されていたりするので分かりやすい。
今回は、空き瓶のみを捨てたかったので、中身を洗った瓶をコンテナに持っていった。
ゴミの回収をしていた従業員が、私に話しかけてきた。(私は知らない人から、よく話しかけられたり、道を尋ねられたりするタイプです)
「頻繁に古着の回収作業をしているのに、もう満杯になっている。一体どういう事なんだろう」
見ると、古着のコンテナから溢れ出た古着達が、土で汚れてドロドロになっていた。
コンテナには、袋にいれたままでコンテナに入れてくれとの注意書きがあり、絵でも記されている。にも関わらず、袋に入っていらず、裸のまま剥き出しになって転がっている。
せっかく綺麗に回収しても、毎回こんな状態だと、回収者もウンザリするよなあ。。。
偶然瓶を捨てにきた私に、なんとなく愚痴りたくなったのだろうか。
「大変ですが、それでも良いイースターを」
と言うしかなかった。
従業員は一瞬意外そうな顔をして、それからとても嬉しそうにお礼を述べていた。
さて家に戻ると、庭にある西洋実桜(PictureThis曰く)が開花していた。
嬉しくなったので、色々な角度から写真を撮ってみる。
日本の薄ピンク色の桜が大好きで、本当はそちらを植えたかったのだが、この子が既にこの家にいたので諦めた。これはこれで、趣があって良い。
私達は明日から遠方の義母宅を訪問する。
こちらに帰宅する頃には満開になっているかな。