ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

ようやく決まった事。

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このアパートに住んで、約20年だろうか。

随分長くいたものだ。

 

今日、ようやく引っ越しが決まった。

決まる時は本当にとんとん拍子で決まるもので、自分の中ではこの決断に満足している。

 

引っ越し先の住居は、この地域より少しだけ都会の、隣の学区にある。

倅の学校を考慮すると、本当はこの学区内で見つけたかったのだが、残念ながら、自分達に合った物件がなかった。

普段は4年間持ち上がりになる小学校も、生徒数増加の為に、小3からクラス編成をされる事となり、倅は新しいクラスに移動し、1からまた新しい学校生活が始まるのなら、学校が変わるのもそこまで抵抗がないかもしれない。

一緒に帰るくらい仲良しの友達もできたのを思うと、可哀想ではあるが、すぐ隣の学区なので会えない距離ではない。

引越しが完了するまでは、転校先まで私達が送迎をしていくようになる。

 

娘の方は自転車や徒歩で行けていたギムナジウムに、今度は路面電車やバスで15分くらいで通うようになる。

自転車で行けない距離ではないけれど、雪が降る中の自転車での登下校は心配なので、冬場はやはり交通機関を利用した方が良いだろう。

 

ドイツでは、引っ越し業者に頼むより、自分達で手分けして運搬作業にあたる事が多い。夫もそのつもりでいるらしい。

新居の鍵をもらったら、このアパートを引き払うまでの期間内に、少しずつ荷物を運んでおかねばならない。

 

引っ越しは秋になる。

 

娘が

「来年の今日は、この家で、こうやってご飯を食べられないのか」

と呟いていた。

彼女は、このアパートが気に入っているので、引っ越しはしたくないらしい。

 

夫は引っ越したら、仕事をセーブして週1は在宅業務をしたいそうだ。

今迄、かなりハードスケジュールだったから、それも良いのではないかと思う。

 

ともあれ、秋からまた少し忙しくなりそうだ。