今日の我が街は晴天で暑かった。
来週はどうやら雨が多くなり、気温も少々下がるそうだ。
週末恒例の、近所のプールに夫と倅は出かけていった。
その時に、戦艦ビスマルクと戦艦大和ごっこをしたらしい。
ビスマルク、大和共に第二次世界大戦でその異名を轟かせた戦艦である。
共に沈没してしまったのも、妙な共通点でもある。
その名前を聞くと、私にとっては鉄のビスマルク宰相と宇宙戦艦ヤマトの方が馴染み深いが、こうやって夫が戦争や歴史の話を、ドイツの視点からしてくれるのは大変ありがたい。
今でも戦争がテーマの映画やドキュメンタリーが、繰り返しテレビでも視聴できるようになっており、それは絶対に忘れてはならない重要な歴史の1つだと私は思う。
そういえば、娘の学校にクロアチア人の男子がいて、彼は国旗や歴史が大好きで、そして戦争関係に興味があるらしい。
そんな彼が第二次世界大戦で、何が1番心に残ったかというと、神風特攻隊の話だったそうだ。
その神風特攻隊についてのドキュメンタリーがあり、私も昔、観た覚えがある。
今では考えられない程の緊迫した状況下で、若い命が散っていく様子は、なんとも言えない気持ちになった。
夫が『硫黄島からの手紙』をまた観たくなった、と言うので、じゃあ、今度は倅も一緒に観ようと話した。
アメリカ側、日本側の両方からの視点で描いているという、クリント・イーストウッド監督作品だ。
この作品を随分前にドイツの小さな映画館で、夫と夫の友達と3人で観た。
本当は合わせて『父親たちの星条旗』も観たら良かったのだけど、そちらはまだ未視聴なので、是非、観てみたいと思う。
きっとまた泣いてしまうかもしれないが、今観ると、違った印象に映るかもしれない。