ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

贈り物で毎回悩む。

娘が友達の誕生日プレゼントを買いたいと言ってきた。

我が家は誕生日会を持たないが、学校で友達に買ってきたお菓子を振る舞うのもあってか、誕生日には友達からプレゼントを貰っている。

6月に誕生日の子が2人いて、その2人からプレゼントを貰っているし、大好きな友達というのもあるから贈りたいのだそうだ。

 

夫と一緒に買いに行く際に、どんな物を贈りたいのか、また友達はどんな物が好きなのか聞いてみたが、1人は本好き、1人は写真を撮るのが趣味だそうで、本好きの子には図書券みたいなのが良いのではないかと娘が夫に提案。夫から、

「もう少しサプライズ的な、特別な物の方が喜ぶのではないか」

と言われていた。

 

これに関しては、正直に言うと、とても難しいと思う。

特に中学生くらいになると、何をあげたら喜ぶのか分からない。

小学生時代に、上記の写真好きの子の誕生日会に招待された時、同じように招待された数人の友達の親同士が話し合って、更にホスト役の親も加わり、雑貨屋の商品券を贈るようにとり決められた事があった。

実はその提案をもらった時には、既に贈り物を購入した後だったので、我が家は結局加わらなかった。

私達は写真関係の本を贈った気がする。

 

こちらではトイザらスのような大手の玩具屋で、誕生日の子供が、予め、これが欲しいと選んだ物を、自分の名前のついたカゴに入れておく。

それを誕生日に招待する人に知らせ、後日、招待客は玩具屋に行き、カゴの中に入った玩具を選び、ホストの子供の為に買う。

そしてラッピングして、誕生日会当日に持っていくのだ。

誕生日の子供は自分が欲しい物ばかりが手に入るわけだから、「外れがない」から子供も喜ぶ。親も安心する。

娘が小学生くらいの時に招待してくれた友達の1人が、このようなシステムを使っていた。

よくできてるなあと思いながら、袋を開ける時のドキドキ感がないのは少々残念だなあと思ったものだ。

 

図書券や商品券を贈るのは、無難と言えば無難ではある。

好きなジャンルが分からないと、こちらが選んだ贈り物を喜んでもらえない場合がある。だったら、始めから自分が好きな物を自分で選べる方が良いのではないか。

 

そういえば、独身時代に日本で出席した結婚式なんかでも、大層な重たい引き出物ばかりではなく、商品券で自分で後で選べるようになっているものもあった。

 

その時代その人によって考え方は変わってくるものだし、どの贈り物に関しても否定も肯定もしない。

私が現在使っている皿やコップや花瓶の大半は、日本から来る際に持ってきた引き出物や、義両親が昔使っていた古い食器や、友達から贈られたプレゼントで、とても重宝している。

また図書券や商品券をもらって、何を買おうかな♪とウキウキしながらカタログを見たり、普段買わないような場所で、ちょい高価な代物を買う際に、商品券があって大変助かった事もあった。

 

贈り物に関して、毎回頭を悩ませるものの、これもまた、相手の喜ぶ顔が見たいからこそだろう。

結局、娘は2人の友達に、それぞれが好きそうな本やサスペンスぽい作りのボードゲームを買ったらしい。

何を贈るにしても、相手の事を考えて選ぶのが大切なんだろうな。

 

 

◆◆おまけ◆◆

 

庭のさくらんぼの木に実がなった。

ちょくちょく取って食べてみて様子を見ている。

そろそろ食べ頃の実もあり、それでジャムを作ってみた。