今週から、現地小学校では水泳の時間が始まった。
倅は水泳が大好きなので、ウキウキしていた。
相変わらず、泳げる男子は倅だけだったが、先生からご指名があり、皆の前で泳ぎを披露したらしい。
始めは、自分が下手糞だから、もう1回皆の前で泳がされてるんだろうかと思っていたらしいが(嗚呼、悲しき自己肯定感の低さよ)、どうやらその逆だと分かり、驚いたらしい。
私も小学校時代にマット運動で手本として皆の前で披露した経験がある。父が体操好きで、よく教えてくれていたから、その影響で、多少は上手く出来たのだ。
皆の前で披露するのは照れ臭かったが、嬉しいものだった。
だから倅の気持ちが解る。
凹凸が激しい倅は、よく出来る日と全然できない日の差が激しい。
先週や先々週はテストがあり、とてもよく頑張っていたので、金曜日には疲労が溜まるようだった。
そんな状態ではあるものの、少しずつだが、その凹凸が緩やかになっていっているようにも思う。
セルフコントロールなんて、大人だって難しい。
本当によく頑張っていると思う。
昨日はスクールカウンセラーから授業中に呼ばれて、2人で『怒り』について話したようだ。カウンセラーは常時学校にいて、時々、気になる子供や担任からお願いされた子供達と話す時間を持ってくれているようで、倅以外にも呼ばれる子供もいるらしい。
このまま卒業まで、落ち着いて過ごせれたら良いなあと願っている。
さて、今朝の話。
私は時々、このブログでも犬の糞害について書いているが、今日は犯人の1人を目撃した。
いつもギャンギャンけたたましく吠えまくる犬がいて、どうやらその犬がうちの壁をトイレにしていたようだった。
汚い話をして申し訳ないが、1匹の犬は、うちの壁にお尻をくっつけて用を足すようで、壁にその残骸がくっついたままの時が今迄に2回あった。
そしてどうやら、その犬がそれをやるようで、、、
はい、今回はしっかり見ました。
なので、丁寧に話をしてみた。
「すみません、こちら、取って頂けませんか?」
飼い主はイタリア人のヲバちゃんらしく、イタリア語(だと思う)で、何やら言っている。
首を竦めて
「犬がやるんだから、仕方ないじゃない」
とでも言いたげな雰囲気だ。
しかし私はドイツ語で、丁寧に同じ事を繰り返し言った。
そして
「この家は私の家なんです。こちら、取って頂けませんか?」
毅然とした態度も仏頂面もしていない。
どちらかといえば、懇願するような下手に出ているような感じで、丁寧に話したつもりだ。
すると、彼女はビニール袋を取り出して
「ほら、私はいつも持ち歩いているよ。だから、いいでしょ」
みたいな素振りをして見せた。申し訳ないが、私は日本語とドイツ語と、少しの英語くらいしか分からないので、それ以外の言葉で話されても理解できない。
なので、もう1回同じ事を繰り返してドイツ語でお願いしてみた。
ぶつぶつ言いながら、糞を取ったので、こちらもまた丁寧にお礼を言い、日本人特有の癖でお辞儀をした。
「良い1日を」
と言ってみたが、聞こえているかどうか。
この近所にはとても沢山の人が犬を飼っている。
その全てが自分の犬の糞を放置しているわけではないのも知っている。
ちゃんと愛犬の糞を自分達で処理している人もいる。
それはよく分かっている。
実母の知人は、自分の愛犬が壁や塀におしっこをしたら、持参しているペットボトルの水をそこにかけて、臭いを残さないように配慮しているらしい。
そんな風に心がけている人もいれば、『糞お断り!』の看板の傍に平気でさせて、そのままにしていたり、犬の糞用のゴミ箱がある横に糞を放置している人もいる。
誰かの家の前に、大型犬の糞なのか、驚く程ビックサイズのブツが置かれたままというのを見かけた時には絶句した。うちの糞害は、流石に小型犬のだろうから、まだマシだなとすら思ったものだ。
子供には上ばかりではなく、下も歩道すらも注意して歩けと言わざる得ない道も、残念ながら存在する。
毅然とした態度で臨んだ方が舐められないんじゃないかと言う人もいるが、注意したばかりに相手の気持ちがエスカレートしてしまい、郵便受けに糞が入っていた、という嫌がらせを受ける人もいるとかで、いったいどっちが被害者なのか分かったものではない。
今回はたまたま現場を目撃したから、『お願い』してみた。
その家にも庭があるのだから、自分達の庭でさせてから散歩すれば良いではないか。
私の好きなラッキードッグなんか、自分の庭でやってるよ。飼い主さんは、毎回それをちゃんと取っているよ。
犬だから、それでも散歩がてらマーキングするだろうし、生理的現象でやってしまうだろうが、それなら出した物はちゃんと取って欲しいし、その道を歩く人への配慮って必要ではないだろうか。
因みに、複数犯だと思うので、この人のみが放置しているわけではない。
トイレのやり方に癖があるのと、いつも同じ場所にあるから、1匹だけではないのも分かるのだよ。
キリがないけれど、お互いが気持ちよく生活していけれるように配慮しながらやっていけれたら良いのになあ。。。