子供の頃から写真に写るのが苦手だった。
上手く笑えなくて、いつも変な顔をしていた。
中学の頃、クラスメートが笑わせたのもあり、卒業アルバムの写真では大口を開けて笑ったのが黒歴史の1つとなり、未だに封印している。
大人になってからできた友達が、電話口で綺麗な「ははははは」で大笑いするのを聞いて、とても良いなと感じた。
夫と付き合い始めた頃に、そんな笑い方は、はしたない。日本人はミステリアスに口を開けずに笑う方が良いとか、よく分からない事を言われた。
私は夫より7歳若いので、心配の余り、ついつい口出ししたくなるのだろう。
糞真面目だった私は鵜呑みにして、口を開けずに笑う練習をした。
そんな夫はこの話をすっかり忘れ、口を開けようが閉じていようが、未だに私の笑い方に対して物申すので面倒臭い。
それで、自分は出来るだけ被写体にならず、カメラマンに徹している。
夫の笑い方指導は、私のみならず、子供達にも及んだ。
小学校入学式で、娘の表情が宜しくないと言及して彼女を怒らせた。
倅に至っては、彼以外はマスクをしていない屋外の写真で、マスクをしている倅に対してクドクド言っていた。
心配性で面倒臭い奴だ。
個人的には、クール?にポージングしている男子の間に挟まれた倅が面白かったけどな。
今年も学級写真の季節になってきた。
前回の件も踏まえて、夫は倅に笑顔の練習や写真の写り方なんかを指導していた。
先日撮った写真では、テストの答案用紙と一緒に写っていた。(良い点だったから良いけどさー)
もう倅はそういうタイプだという事で、、、
◆◆おまけ◆◆
急に暑くなった時のボルダリング。
石が熱すぎて、火傷しそうになった。
それもあって大急ぎで、端から端まで渡ったので、所用時間が新記録を達成した。