5月23日は聖霊降臨祭(プフィングステン)で、それに伴い、バイエルン州は学校は2週間の休みとなる。
以前、実家の母にその話をしたら、
「ドイツは日本以上に休みがあるんだね」
と呆れていた。
ドイツは、州、地域によって祝日の数が変わってくるから注意が必要となってくる。
プロテスタントの州よりカトリックの州の方が祝日が多い。
学校の休みなんかも、日にちだけでなく休暇の有無まで変わってくるから油断がならない。
更に余分に独自にちゃっかり祝日にしている街まである。
ドイツでは祝日はスーパーや店は閉まってしまうので、住み始めた時は、よく失敗したものだ(遠い目)。
これに1週間、2週間、更には夏休みの休暇がくっついてくるので、子供達や公務員はしょっちゅう休んでいる印象すら受ける。
さて聖霊降臨祭だが、イエス・キリストが復活後、昇天する際に、
「いずれ聖霊が降りてくるから」
と言い残したらしい。
その後、弟子達が集っていた所、本当に聖霊が降臨し、言葉を通じるようにしたそうだ。その為、布教活動が大きく前進したとか。
バイエルンのプフィングステン休暇は2週間(も!)あり、在独の日本人は、通常ならば、これを利用して、一時帰国をする場合もあるが、コロナ禍の現在、そのような人は殆どいないのではないか。
この休暇に合わせているのかどうか定かではないが、少しずつ、店やホテルや学校も平常になりつつある。個人的には、だからと言って、移動して休暇を楽しむ人が増えれば、またロックダウンになる程の数値が高くなってしまうのではないかと危惧してしまう。
自分自身はいつも通り三密を避け、手洗い消毒やうがい を徹底しておくようにするしかない。