ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

ドイツ式の筆算

現在、現地校の小学校2年生である倅は、二桁+二桁、もしくは二桁-二桁の計算を勉強している。

補習校では小3なので、既に日本式の筆算を習得しているし、掛け算や割り算も一応習ってはいるのだが、ドイツ式とは異なるので、戸惑う事も多いようだ。

数え方も違うので、用心せねばならない。

事実、倅はたまに間違える。

 

さてコロナ禍で普段以上に家庭学習が重要視される今、ドイツ式の計算の仕方を見れた。娘の時は、学童でさっさとやってしまっていたので、そこまで私が付きっきりで教える必要がなかったのである。

 

教科書には3通りの計算のやり方が提示されてあり、図式のようにやっているものや下のように一方を2つに分けてやるものがあった。

 

36+57

36+50+7

=93

 

最初にこれでやっていたが、どうも覚えが悪い。

「日本式の筆算でやってもいいんじゃないの?」

と言ってみたが、

「ドイツの学校だからドイツ式でやる」

と言う。まあ、それはそれで良いけど。それで最後の比較的、日本式の筆算に似ているものがあったので、そちらを提案してみた。

 

36+57=93

30+50=80

  6+  7=13

 

ここで私は、6+7の下にも線を引かせた。

つまり

 

36+57=93

30+50=80

 6+7=13

    93

 

としたら、日本式にもっと近くなって、倅の頭にも入りやすくなったようだった。

上に書くか、下に余分に線を引くかの違いではあるが、当分はこのままで計算して、その内、下に線を引いて、その下に答えを書くのを止めるように、つまりドイツ式に持っていくようにしたら良いかとも思う。

 

引き算はどうだろうか。

こちらも3通り紹介されてあり、直線を引いた図式と、下のように一方を2つに分けてやるものがあった。

 

82ー48

82ー40ー8

 

もう1つは筆算となる。

 

82-48=34

82-40=42

42-  8=34

 

こちらは下に線を引かしても無理なので、このままで教えている。

 

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今日は学校で『ジャックと豆の木』の劇の動画鑑賞したらしい。

普通は生の舞台を観れるのだが、今年度はコロナで無理なので、せめて動画で観劇したらしい。

「面白かったよ」

くらいしか言わないのが残念だが、そんなものかな。

 

娘は月曜日の学童はつまらなくて、もう行きたくないと言っていたが、少し気分がマシになってきたらしい。現在、授業の一環でクラスメートと共同作業でHPを制作しているのだが、テーマを書くにあたり、昨晩は夜の12時までかかっていた。

 

先生も分散登校やオンライン授業だと、勝手が違うから、教えにくいのもありそうで、ちょっとしたニュアンスもうまく伝わらない事も多いようだ。

しかし、せっかく頑張って作っているHPなんだから、その努力は認めてもらいたいものだ。