日本人にとって、春は始まりであり、お別れのシーズンでもある。
今年度の補習校はクラス単位のオンライン卒業式を行った。卒業証書は今月中に郵送されるそうだ。
昨年度の娘達の卒業式は結局なくなってしまったが、卒業証書はイースターまでには郵送してもらえるらしい。
コロナが落ち着いたら、皆で同窓会でもできれば良いのではないかと思っている。1年経つと卒業式への気持ちが薄れるようで、子供達や保護者の半数以上から卒業式をしなくても良いという意見を頂いたので、私達の学年で卒業式をする事はなくなってしまったが、こればかりは仕方がない。
現在中1の娘のクラスで退会する子供が2人いる。
2人共、ずっと一緒だったので、ここでお別れするのはとても残念だ。
しかしここまで頑張ってきた事に対して、保護者にも本人にも「よく頑張ったね」と心から労いたい。それくらい、毎週末に補習校に通うのは簡単な事ではないのだ。
娘は最終学年である高校2年まで行きたいと言っている。
それは1番最初から通っているから、最後までやり通したいのだそうだ。
「これが途中からだったら、そんな風には考えなかった」
と本人は言っている。現段階では、その目標も達成できそうではある。
それでも、と思う。
長い人生の中で、自分の思い通りにない事も沢山経験するだろう。
時には挫折を味わいながら、希望を見出しながら、やっていけれたら良いのではないか。
写真は、退会する子供の為に作っている寄せ書きに添えられる予定の折り紙で作った八重桜です。
参考にした動画はこちら↓