進撃の巨人ファイナルシーズン13話の感想だが、、、
ニコロの演技にまず泣いた。
うまい。とにかく上手い。
怒りと興奮で、時々声が裏返るのが妙にリアルなのだ。
サシャ父って確か猟師だったよね。だからか知らないけど、刃物を持つ手や目つきが、随分サマになってる。
今回は、舞台上でやっても充分映えるなんて考えてしまった。
どのように役者が演じるか容易に想像がつく。
ニコロ、そしてサシャ父の次はカヤの悲痛な叫びがガビを襲う。
本当に、このアニメの声優は素晴らしい。勿論、制作会社の演出が凄いというのもあるのだけれども。
場面は変わって、フロック達がオニャンコポンや調査兵団を取り押さえる。
フロックって、ハリポタの声優(小野賢章さん)で、『あはれ 名作くん』ではボルト役を演じている。声がやたら良いから、ボルト役が妙に際立っている。そのミスマッチが面白いのだ。
ハリポタはDVDでしか知らないのだが、群を抜いて上手かった印象がある。なので、そのまま厳しいこの業界で声優として活躍しているのは頷ける。
さて、このフロックって伽羅は、ガビに次いで許せん伽羅に陥ってるよね。
どこまで悪役に徹するんだ。
この二幕が動であれば、ラストのエレン登場は静の状態だ。
これからまた一波乱が起こりそうな不吉な予感で幕が閉まる、そんな演出だった。
余談だが、、、
アルミンはもう立派な青年なのに、女性の高音をそのまま使うのはどうなんだろうと少々危惧していたが、最近は慣れた。というか、青年アルミンも美少年なので(この言葉がぴったり合うよね。イケメンとか美形とか美青年ではなく、美少年)、そんなに違和感がない。
高音であれど、アルミン役の井上麻里奈さんの聴かせる落ち着いた演技とキャラデザが相まって、アルミンはもうそれで良いよになってしまった。