ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

進撃の巨人ファイナルシーズン10話

進撃の巨人ファイナルシーズン10話だが、、、

 

冒頭のエレンの「戦え、戦え」のシーンは、色々な感情が見て取れる。

短い言葉ではあるが、エレン役の梶裕貴さんはかなり苦労したようだ。感情移入しすぎて、涙が止まらなかったそうだ。

こういう短い言葉に感情を乗せる作業というのは、長い台詞よりも難しいと個人的には考えている。

 

流石は梶君。

彼の演技力で、原作では掴みにくかったエレンの想いが伝わってきた。

 

ヒストリアとミカサが会話している姿を微笑みながら見ているエレン。その後にヒイズル国からの使者であるキヨミ様の言葉に激昂するエレン。

夕焼け空の中、104期生の仲間に向かって、

「お前達が1番大事だ。だから誰にも自分の力を継承させたくない。皆には長生きしてもらいたい」

と本音を語り、頬を染め照れているエレンは可愛すぎだろ。

色が入っているから原作以上の破壊力がある。

とまあ、直情型以外のエレンが見れた。

 

他にもヒストリアの衝撃妊婦シーンやコニーとサシャの掛け合いなんかも見所だった。

原作だと1ヶ月開くので、その間に、誰がヒストリアの相手なのか考察したりして、かなり盛り上がるのだが、進撃の世界では、新キャラをバンバン出してくるし、意表をついた演出をするので侮れない。

あと、キヨミ様の涎が舌舐めずりに変更された事で、利益を優先したいヒイズル国の意図が理解しやすくなったので良い演出だと思う。

 

こちら今更になってしまいますが。

色や動きが付くと断然分かりやすくなると感じたのは、戦鎚の巨人との対決シーン。戦鎚の巨人の動きがより一層分かりやすくなっていて、これはありがたかった。