バイエルン州オーバーアマガウ出身のLudwig Thomaが1911年に書いた作品。
絵本にもなっている。
バイエルン方言バリバリの酔っ払いのヲッサンがミュンヘン中央駅で昇天してしまった。天国で、聖ペトロからお使いを頼まれてー。
絵本の中に、ホブブロイハウスというミュンヘンにある老舗の大きなビアホールが出てくる。
ミュンヘンの旅行ガイドにも載っているくらい有名で、日本だけでなく、世界中から観光客が訪れる。
そのビアホールの一角に設けたグッズ売り場に、絵本はあった。日本語訳は『天国のミュンヘンっ子』となるようだ。
グッズなんかも売られてあり、その人気ぶりがうかがえる。
何が面白いかっていうと、バリバリのバイエルン方言で、天国にいる(きっと標準ドイツ語の)人達に話しかけるのだ。
それでちっともさっぱり分からない。通じないのだ。
方言大好きな私には、この辺がツボ。
ホフブロイハウスには音楽隊がいて、ビールを飲みながらドイツの馴染みの音楽の生演奏が聴けるのも魅力の1つだ。
バイエルンの郷土料理が食べれる。
一度に1リットル用のビアグラスを何個も運ぶウエイトレスさんの体力に驚かされるのも、ここならでは、かもしれない。