ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

第一アドヴェント 

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今日は第一アドヴェントなので、アドヴェントクランツに火をつけた。

アドヴェントとは、キリストが誕生する12月24日までの4週間を待ち望む期間の事だ。

イースターと同じで、アドヴェントの始まりも年によって変わってくるが、聖アンデレの日である11月30日に1番近い日曜日を第一アドヴェントとする。

 

日曜日毎にアドヴェントクランツに火を灯すのだが、うちは大体これで喧嘩になるw

アドヴェントクランツには4つの蝋燭が立てられていて、1週間目は1つだけ、2週間目は2つの蝋燭に火を灯すようになる。

クリスマスが近くなると、4つとも蝋燭に火が灯る。いよいよキリストの誕生が近くなるってわけだ。

 

娘が小学校の頃は、蝋燭を持ってこいという指示が学校からあった。

アドヴェントの意味を教えると共に、その日に1人だけ、選ばれた子供が火をつけるのを許されていた。

低学年などはまだ火をつけた事がない子供もいて、怖がって泣く子もいたらしい。そういう場合は無理強いせずに、他の子供が代わりに火をつける。

 

これと同じでアドヴェントカレンダーも、24の数字をそれぞれ開ける人を決めて、開けたらプレゼントがもらえるようになっていた。

アドヴェントカレンダーの中身は、親が用意する。

昨年度は誰が自分のプレゼントを開けるか分からないようになっていた。大体2ユーロくらいの文具品を包んでおくのが無難だ。

今年は担任の提案で、自分の子供にあげるように、それぞれプレゼントを用意した。

因みに今年度のプレゼントは万年筆だ。

倅が左利きなので、左利き用の万年筆を購入して、先生に渡した。

 

本当なら、12月中に保護者も一緒になって、クリスマス会を開くようになるのだが、今年はコロナで中止となった。

それでも子供達には可能な限り、クリスマスに因んだ行事をクラス単位で行うそうなので、小学校の担任の努力に脱帽する。

 

さて、アドヴェントでは、クッキーなんかも焼いて食べる。

うちはもう、シナモン入りの林檎ケーキにした。

 

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倅と2人で作った林檎ケーキ。

なかなか美味だった。