ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

懺悔と祈りの日(2020.11.18)

今日は懺悔と祈りの日で、プロテスタントの祭日だ。

毎年11月の半ばの水曜日が休みとなる。といっても、祭日にしているのは、ザクセン州のみで他の州は平日である。

 

ドイツでは北は主にプロテスタント、南はカトリックに分かれていて、州毎に祭日が若干違う。

因みに懺悔と祈りの日はイースターと同じで、毎年日にちが違うので、カレンダーをよく見ておかないといけない。

更に細かく言うと、市が「この日は休みだもんねっ」と認定した日が祭日になっている街もある。

そんな場所に住んでいると、平日だからと勘違いして、買い物に出かけて焦る羽目になる。

 

ザクセン州以外はれっきとした平日なので、そこ以外の州に住んでいる大人は出勤するが、子供達が通う学校はお休みとなる。

幼稚園や保育園は休みにならない。

 

学童に行っている子供は預かってもらえるが、そうでない場合はどうするのだろう。

祖父母が近くにいる人や親の片方が家にいる場合は平気だろうが、そんな家庭ばかりではあるまいに。

 

さて何をしたら良いものか。

暇だったから、夫の為に、子供達と一緒にアドベンツカレンダーを用意した。

 

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日本でも、もう馴染みがあるかもしれない。

 

アドベンツカレンダーは、1から24まである袋を用意して、その中にお菓子を入れる。そして12月1日になってから1つずつ、袋を開けるのだ。

厳しい冬が長いから、クリスマスイブまでの時間を楽しく過ごす為の工夫であろう。

最近では、お菓子の代わりに玩具や文房具品やお化粧品を入れて売られていたりしている。

小さい子供だけでなく、若者も大人もワクワクして毎日中身を開けるのを楽しめたりするので、アドベンツカレンダーは商業的にももってこいだ。

 

毎年、アドベンツカレンダーになっているクリスマスカードを、子供達は日本にいる自分の文通相手に出している。

今年もドイツのクリスマスの雰囲気を感じてもらえたら良いね。