ちりやま日記

ドイツで子育てのあれこれ、本やドラマや動画の感想等を綴っていきます。

花が咲いた。

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表庭の桜が満開になった。

 

今日のオンライン授業で、担任から

「先週は殆どの子供が1人で登校して、宿題を提出してくれた。今週も皆と会えるのを楽しみにしている」

「来週は母の日だから、今日の提出の時に材料も一緒に入れておくね」←こちらは保護者は聞いていない事になっています。(聞いちゃったけど(^_^;)

と仰っていたので、

「では、今日は1人で行って、1人で帰ってきておいで」

と、外に出させた。

倅は飛ぶように走っていった。

 

本当は、キックボードで行きたがっていたが、ドイツでは一応キックボードは自転車の運転免許証とヘルメットが必要となり、小学校4年生くらいで取るようになるので、まだ取得していないからと話し、徒歩で行かせた。

 

実は、初めての1人で登校となるのだ。

下校は1人でやっていたのだけどね。

 

走って戻ってくると言っていたが、それより道中を気をつけて欲しいものだ。

 

療育園時代に、要観察で病院管轄の療育園に登園していた事がある。

そこではバスで通えていたのだが、そのバスの運転手が中年女性で、自分のお子さんも発達障害だそうで、バスに乗り込む子供達と保護者に対して、愛情深く接してくれていた。

その方が、自分の家の観葉植物を鉢分けしてくれた。

なんの植物なのかは分からないのだが、余り水は要らないし、要するに育てるのが簡単なので、とても楽だ。

既に2回程鉢分けして、友達にもあげた。現在、我が家には2つの鉢に植えている。

 

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その内の1つに花が咲いていた!

 

 

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こんな可愛い花を咲かせるのかとビックリ。

頂いてから3年くらい経った。

月日が経つのは早い。

 

倅は1人で登下校するようになった。

花が咲いた。

感慨深い。

 

帰ってきた倅は、別グループになっている仲良しのクラスメートと出会い、遊びながら登校したらしい。

こういう話を聞くのも嬉しい。

 

再会

今日は倅のオンライン授業がないので、曇ってはいるものの、近くの湖までサイクリングに行く事にした。

娘はその間、オンライン授業があった。

 

天気予報によると、今日から来週いっぱい雨が降るらしい。今日から動物園が開くというのに、なんというタイミングの悪さだろうか。

とはいえ、うちの子達は動物園には余り興味を示さないので、多分行かないだろうなあ。。

 

まだ雨が降っていなかったので、大急ぎで朝ご飯を済ませ自転車に乗った。

 

 

そこに思わぬ再会が!!!!

 

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ほぼ毎週末に家族で行く湖にいた白鳥だと思う。

 

 

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あの湖でも、いつもツガイで泳いでいた。

そして今日も相方がいた。

 

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絶対に、あの湖の主だと思う。

最近、見かけないから、もう飛び立ってしまったのだと思っていたら、こんな所にいたのか。

 

パンを持ってきてなかったので、慌てて引き返した。

 

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また会えて嬉しいよ。

 

 

 

 

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大急ぎでパンを取りに引き返した。

パンをあげたら嬉しそうに食べていました。

 

曇り空のサイクリングは藪蚊に出くわさないし、暑くないので、それはそれで良いもんだね。

 

 

悪戯

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ある日の娘の悪戯です。

 

ちょっと嬉しかった事。

ドイツのYouTuberの1人に、私と同年代か、少し下の女性がいるのだが、どうやら彼女も私と同類だと判明し、嬉しくなった。

 

さて相変わらず、オンライン授業が続いているドイツだが、ミュンヘンでは子供達と親が対面授業を求めてデモを行なったらしい。

www.sueddeutsche.de

 

各州によって、対応が若干変わっていて、バイエルン州は殊更厳しく、それが尾を引いている形となっている。他州は基準値が165を超えた場合は対面授業は禁止になっているにも関わらず、バイエルンは未だに100を超えた場合としているのだ。

 

今朝のニュースで見たインタビューでは、成人の外国人を対象としたドイツ語コースでも、オンライン授業よりはマスク着用してでも、対面授業の方が余程良いとコメントされていた。

鼻に細長い綿棒のようなものを入れるコロナテストを何度しても、やっぱりオンラインよりは対面の方が良い。

 

我が街は相変わらず基準値が高く、100はおろか、165以下にもなっていないので、来週も恐らくオンライン授業となると思う。

しかし動物園は開くようなので(オンライン予約、コロナテスト陰性という証明提示、そしてFFP2マスク着用義務)、少しずつ、良い兆しが出てきていると信じたい。

 

 

 

 

 

 

 

Tom und das Erdbeermarmeladebrot mit Honig

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出典: KIKA

 

 

トム・・・何故か因縁がある。

 

娘が小さい頃からずっとトムはいた。

空豆頭にトンボ眼鏡、青い三角の服。

大好物はいついかなる時もただ1つ。

 

はちみつ付きいちごジャムパン

 

2005年からドイツの子供番組で放送されて以来、2012年まで続いたアニメだ。

しかし今でも繰り返し再放送されている。

Youtubeにも動画がアップされており、人気があるのか、チャンネル登録者数も現時点で13万人以上だ。(その内の1人は娘です)

欧米や日本の強豪が名を連ねる中、ドイツのオリジナルアニメ作品として、堂々と肩を並べている。

 

たった5分。

そして毎回同じストーリーだ。

 

つまり

 

トムが友達のミュラーの所に行き、大好物のはちみつ付きいちごジャムパンがあるか尋ねる。

ミュラーは「ない」と答え、その代わり、どうやったら(どこに行けば)、はちみつ付きいちごジャムパンがもらえるのかを教えるのだ。

トムがはちみつ付きいちごジャムパンを見事に手に入れ、そしてそれを毎回半分こにして、その時登場したキャラクターと食べる。

「まるまる1個と同じくらい、半分食べるのも美味しい」

でお終いとなる。

 

はちみつ付きいちごジャムパンを手に入れるまでが、毎回違っていて、それだけで54話も制作されたようだ。

実際、こんなパン、超度級極甘ではあるが(絶対1度は試すよね)、このはちみつ付きいちごジャムパンを手に入れるだけで、そんなにエピソードがあるのかよ。

たった5分ではあるが、そこには色々なドラマがあるものだな。

 

中年男性の声優さんが1人で全ての役をこなしている。

かなりの芸達者で、途中でトムや他のキャラクターの気持ちを歌にして披露する。

なかなか上手い。

 

子供達に何故このアニメが好きなのか聞いてみると、「バカバカしいから」だそうだ。

毎回、はちみつ付きいちごジャムパンをもらう為だけに生きているトムと愉快な仲間達のお話ではあるが、最後に手に入れた大好物を半分に分けて、仲間と一緒に食べるのが良い。

そして最後に必ずトムは思うのだ。

 

「まるまる1個と同じくらい、半分食べるのも美味しい」

 

少なくとも視聴者は、まるまる1個を食べるトムをまだ見た事がない。

いつも半分しか食べれないトムは、まるまる1個の味を知らないのだから、痩せ我慢でもしているのだろうかと批判する人もいるようだが、私は寧ろ、自分1人ではなく、友達と食べるから美味しいのだという事を言いたいのではないかと思う。

 

こちらでとてもお世話になった日本人女性がいて、彼女の家に遊びに行く度に、昼ご飯をご馳走してくれた。そしていつも言われるのだ。

「貴女と食べるから、とても美味しい」

と。

 

1人で食べるより、誰かと一緒に食べる料理の方が、ずっと楽しく美味しく感じるものだ。

トムはそれを子供達に伝えたいのかもしれない。

 

 

 

 

 

娘の眼科検診

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表庭の桜


うちのアパートの表には細長い庭があり、そこに大家が植えた桜が咲いていた。

お向かいの桜は既に葉桜になっているのに、うちのは遅いな〜と思っていたのだ。

桜にも種類があるから、咲く時期も違うって事だな。

 

さて今日は、朝から娘の眼科検診に行ってきた。

2月の小児科の検診で、片目の視力が怪しいと言われ、キチンと受診した方が良いと言われたので、眼科に行ってきたのだ。

その為、今日のオンライン授業はお休みさせた。

 

しかしアレですね。

ドイツでは、FFP-2マスクという防塵マスクを装着して、大人は公共の場や病院内では過ごさなければならず流石にこのマスクだと、長時間装着は息苦しくて、家に帰った時はヘロヘロで暫くは動けなかった。

 

chiriyama-nikki.hatenadiary.com

 

しかし、ここまでやっても一向に成果が見られないという。。。

 

政府は次に何を国民に強制させるつもりなのかね。

 

ワクチンは、医療関係者、教職員、福祉関係者、高齢者(政治家も)から受けてはいるものの、全ての人に行き渡るのは時間がかかりそうだ。

 

ところで娘の視力は問題無しだった。

娘の視力は夫に似たようだ。

夫は最近老眼になってきたとぼやいていたが、会社の同僚からもらった眼鏡で事足りているらしい。

 

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倅のオンライン授業は、バッチリ予習をしていたので、しっかり発言できていた。

今日の為に、週末から少しずつ準備をしていたからな。

私も少し楽をさせてもらおうっと♪

 

 

 

困った時の神頼み

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子供達は事情があって、同じ日本の武術を、しかし別々の道場で習っている。

娘が習っている道場の方が熱心な先生のようで、クリスマスにはプレゼントを持ってきてくれ、合宿にも行き、とにかくコロナ禍であっても、自分でもできる何かをしながら、再び道場が開く機会を伺っている。

 

倅の道場は、残念ながら、ロックダウン以降、機能しておらず、もう退会しても良いのではないかと思ってはいるものの、夫が道場の家賃もあるし、倅個人のそういう付き合いは必要ではないかと説得され、未だに退会せずにいる。

 

娘は、今日はこの武術の先生と一緒に習っている女子2人(つまり合計4人)で、自転車強行トレーニングをしたらしい。

要するにサイクリングなのだが、急な坂を登ったりと、色々なコースを辿ったそうだ。

そうやって子供達に熱心な先生に頭が下がる。

この先生は、別の日には男子グループと一緒に自転車強行トレーニングを行ったらしい。

ちょくちょく近所で見かけるので、職場がこの辺なのか、家が近所なのかもしれない。

 

さて夕方、ヘトヘトになって帰ってきたが、晩御飯後に、なんと数学の課題を自分でやり始めた。

一体どういう風の吹き回しだ!?と驚いていると、今朝のフランス語のオンライン授業で、当てられたくなかったから、神様仏様、お願いします!絶対に当てられませんように。もし当てられなかったら、今日は数学の課題3ページをやりますと祈ったら、本当に当てられなかったのだそうだ。

約束を破るわけにはいかないので、今勉強をしているとの事。

 

困った時の神頼みとはよく言ったものだな。

 

流石は神様だね。親の雷より効果抜群のようだ。

 

 

 

アニメはお好き?

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 現在、日本語補習校ではオンライン授業で日本語(国語)を学んでいる。

外国人が学ぶような日本語ではなく、日本に住んでいる子供達と同じ教科書を使い、ほぼ同じ速度で終わらせている。

やり方は講師にお任せとなるが、どの先生も創意工夫を凝らし、子供達に日本語を教えておられ、頭が下がる。

勿論、子供との相性が重要ではあるが、先生の熱意、親の意識、子供の努力がなければ、絶対に達成しないと思う。

そこには、細かい注意が必要となってくる。

例えば、学校の中に入ったら、そこは日本語で会話をするように意識を持たせる。

それは親も同じだ。

子供同士がドイツ語で話していたら、

「日本語で話そうね」

との促しをやっていく。

廊下で高学年のハーフ顔の子供達が休み時間に日本語で会話を楽しんでいるのを見ると、とても嬉しくなるものだ。

うちの子のクラス(学年)も、そうなって欲しいなと思うのである。

宿題は1週間分が出るので、それを上手く配分しながらやらせるようになる。

習い事や学童に行っていると、どうしても間に合わない時もあるが、長期休暇にまとめてやって提出したりする事も可能だ。

補習校に入会するまでは、私が帰国時に問題集を買ったり、実家の母や妹に教材を送ってもらったり、ネットで検索してあれこれ模索しながら日本語学習を進めてきた。

補習校に入ってからは、その手間が省けるので、その点では楽になったと感じたものだ。

 

昨年度の中1のグループ分けでは、先生が入ってこなかったら、ドイツ語で会話をしていた。先生が入ってきたら、すぐさま日本語に切り替える様子は驚くばかりだった。

今年度も持ち上がりだから、そうなるだろうとは思いつつも、せめて補習校では日本語で会話をして欲しいと願わずにはいられない。

 

先週土曜日の補習校では、グループ分けされたメンバーが良かった?のか、先生が入ってこなくても、4人全員が日本語での会話をしていたようだ。

その中の1人が

「アニメファンの人、いる?」

と聞いた時、1人が

「あ、僕、嫌い」

と発言し、衝撃が走ったらしい。慌てて、

「アニメは子供が見るものだから」

と弁明していたらしいが、娘含む他の子達から

「そんなアニメばかりじゃない!」

と突っ込まれたらしい。そりゃそーだ。

 

補習校の生徒の子供達の多くは、しまじろうとかアンパンマンとか、お母さんと一緒とか、日本の子供達がよく観ているものを観て育つ。

補習校には図書室があるので、日本の書籍や漫画やDVDが数多くあり、補習校開校日には図書室も開室されるので、毎回沢山の人が借りていく。

 私の子供は図書室で漫画『ドラえもん』に出会った。

『名探偵コナン』も漫画とアニメ、両方を知っている。ドイツ語翻訳をされて書店でも売っているので、こちらでも人気の高さが伺える。

 

最近では日本のアニメはドイツでも観れるし、その質の高さから定評がある。

子供達の日本語の語彙は、アニメやドラマや映画を観ることで学べれるのだ。

 

娘が小さかった頃に観ていた『FREE!』を、彼女の親友が最近観たと知り、大いに盛り上がったらしい。娘はもう余りアニメを観なくなったが、親友の影響で、最近ではダークファンタジー物や サスペンス物のアニメを観るようになってきた。

 

また一緒に観るようになる日も近いかも!?

 

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出典:Amazon.de

 

 

 

ドイツの日曜日。

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今日は晴天。

気温は16度。風若干冷たし。

 

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どうやら近くにヨットのクラブ(サークル)があるようで、沢山のヨットが浮かんでいました。

 

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ドイツ人は頑丈なのか、半袖Tシャツの人が多かったです。

風が結構冷たかったので、私は薄着を後悔してしまいました。

 

更に泳いでいる人を発見!

ビキニで日光浴をしている人もいたし、いやはや、元気だよね。

ていうか、もうロックダウンなんて、どうでも良いんだろうな。

 

小さな屋台が1軒あり、そこに並んでいる人達はマスクを着用していました。

 

来週もまたオンライン授業です。

なんとか乗り切らねば。

 

 

 

バランスは大事。

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2回目の補習校が終わった。

 

子供達はもう嫌がって、なかなか覗かせてはくれないので詳しくは分からないが、娘に

「どう?」

と聞くと、

「いいよ」

と短く答えが返ってきた。

 

心配なのは倅の方で、こっそり覗くと、相変わらずテンションが高く、全く臆せずに間違いであろうと吃っていても、どんどん発言する。この辺はかなり凄いと思う。

予習をしているので、本読みも発言もバッチリ?だった。

特に「」の台詞を読む箇所では、感情を込めて読むくらい絶好調であった。

読み終えた後、達成感からか

「やったー!」

と呟いていて、先生もクスクス笑っていた。覗いていた私もつられて笑ってしまった。

しかし、何度も練習したスピーチは残念ながら今一つだった。なかなか難しいものだな。。

 

昨日はあれから2人で、今後の事を話し合った。

それで、現在は家庭で教えている日本の算数を、諦める方向に持っていくように決めた。

倅は泣いて嫌がったが、どうしようもない。

調子の良い時と悪い時の差が激しすぎるのだ。

それは現地校の不得意科目であっても同様で、そこをまずカバーしないと、とてもじゃない、負担が増えるだけだ。

親である私を喜ばせる為にするのなら、やらなくても良い。

倅自身がこれは必要だ、やりたいんだと思って取り組むのなら、幾らでも協力はするが、そうでない場合は、お互いの為にならないと思う。

 

補習校では、小学部までは算数も授業でやってくれる。

しかしオンライン授業となっている今は、国語が最重要科目なので、その合間に社会や算数が僅かに入るくらいになる。

中学部になると、もう数学の授業はなくなり、代わりに地理、歴史が入ってくるので、それまでは足掻こうかなと思っていたが、倅がキャパオーバーになってしまって苦しくなるよりは最優先事項の国語のみをやっていけば良いかなと。

 

娘は、日本式の掛け算の筆算はさっぱり分からなかったらしい。しかしドイツ式はスンナリ頭に入ったそうなので、倅も日本式よりもドイツ式の方が躓きが減るかもしれない。

補習校に関しては、細く長く続けていくのを目的としているので、子供の様子を見ながらやっていくしかない。

ドイツに住んでいる子供達にとっては、日本語は母親や日本の親戚と交流する為のものではあるが、生活で必ずしも必要な言語ではない。それを忘れてしまっては、本末転倒になるように思う。ここでもバランスが大事になってくるなあ。。

 

 

 

バランスが難しい。

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裏庭も春になってきた

 

昨日の反動で、今日の倅はボロボロだった(涙)

案の定というかなんというか。

私も倅も相当なストレスを抱えた1日だった。

昨日の午前中の、しかも昼ご飯前には終わっていた量が、今日は夕方までかかった。

このバランスの悪さ、倅は相当大変だろうと思う。

 

それでも一通り、なんとか課題や宿題をこなした。

補習校では毎週漢字テストが行われる。

今はオンライン授業中にテストをしたり、授業外にテスト時間を設けて各家庭でやっている。

子供達が「できない。難しすぎる」と不満を漏らしてきた。

しかしよく考えてみれば、コロナ以前は補習校で毎週末にそれを行なっていたわけで、しかも、子供達はそこそこ良い点数を取っていたのだ。

更に、学校の後は学童があったり、習い事に行っていたりしていた。

その合間を縫って、補習校の宿題や漢字テストの勉強をやっていたのだ。

 

という事は、忙しい方が、人間は集中力が上がるのだろうか??

 

 

 

 

 

まだ聞いてないよ。

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倅は現地校では1年遅らせているのあり、小学校2年生ではあるが、この9月から3年生となる。補習校では普通に小学校4年生にこの春から進級している。

面談で大抵驚かれてしまうが(そりゃそうだろう)、一応事情を予め話しているので、ある程度の配慮をしてくれている。

但し、倅が嫌がるから、クラスの人には殆ど話していない。

 

私は補習校でも現地校でも、発達障害の話はしていない。

現地校や補習校の担任には、必要ならば話すくらいに留めている。一定数、偏見を持つ人がいるので、本当に信頼できる人でないと、私自身が話せないのだ。(今迄散々な目に遭っている為)

 

実際に現地校を1年遅らせた事で、倅の成長には功を奏しているようで、この選択には満足している。以前通ったドイツ語講師の研修で、1年遅れて入学した経験を持つ人や、自身の子供を1年遅らせて入学させた人も同様の発言をしていた。

長い人生の中の、ほんの1年遅くても結局大して変わらない。

それに高学年になるにつれ、落第や留年をする人も出てくるのだから、ドイツではそこまで、年齢というものにこだわる必要はなかったりする。

 

倅の特性は、今は開校になっていないから見えにくいかもしれない。

そしてオンライン授業という事で、必要最低限の時間割となる為、国語に重点を置かれているから、算数は私が教え、国語もオンライン授業で見えない場所に座って、フォローしている。

多分、これも慣れてきたら、必要なくなるかもしれない。

前年度も3学期くらいになったら、1人で参加する時もできてきていたから。

 

さて補習校では、先生によっては朝礼で子供達が一分間スピーチをしたり、当番制で「これから授業が始まります。起立、気をつけ、礼」と言ったり、黒板消し係とか、そういうのもあったりする。子供達にとっては、それも結構楽しいようだ。(スピーチ系は不評らしいが)

 

母とフェイスタイムをしていた時のことだ。

時間帯によっては、どうしても接続がしにくくなるようで、その日はすぐに切れては繋がり、の繰り返しだった。

倅の発表を聞きたいと言った母の為に、何度か発表をさせてはみるものの、その時に限って、切れてしまう。

結局、何度も練習する羽目になった。

「これだけ練習したんだから、きっと上手に発表できるよ」

と笑いながら母は言ってくれた。

その日は、結局披露できなかったが、翌日、再度ファイスタイムをした時に、接続の調子が良さそうだから発表させたら、無事にできた。

 

本番でもちゃんとできますように。

 

 

茄子

朝から、珍しく倅は張り切っている。

今日はオンライン授業がないから、かもしれないが、いつも課題宿題を終えたら、やらせてあげているオンラインゲームを早々に取りかかれるかもしれないという期待があるからか?、それともPCがある部屋に新しい椅子が調達できたから、その座り心地を真っ先に試したいのかもしれない。

いずれにせよ、滅多にない事だから、私としては嬉しい。

まあ、息切れしない程度に頑張ってもらいたいものだ。

 

さて、ドイツのスーパーは7時に開く。

朝が早いから、後がのんびりできるのはありがたい。

 

そこで発見した物↓

 

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茄子(Aubergine)です。

しかも日本って書いてある。

茄子には全く詳しくないのだが、こんな細長い茄子も日本であるんですかね。

調べてみると、これに似ているものがあった。

 

 

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出典:農林水産省

 

スーパで買ったのは、大長茄子と呼ばれる物だと思います。

主に日本の南の地方で生産されているとの事。

ドイツでは、米なすをよく見かけるが、大長茄子は初めて見た。(実家は中国地方です)

生産地がスペインとなっているので、茄子の苗木だか種だかを大昔に日本から持っていって、その後、スペインで生産されるようになったというクチではなかろうか。

ちゃんと『日本』って書いてあるのが嬉しい♪

 

 

茄子といえば、昔こんな事があった。

 

まだ娘がとても小さくて、私が外に買い物に出られなかった時のことだ。

夫に買い物をお願いした。

当時、夫は殆ど買い物をせず、世話も全くせず、イクメンとは程遠かった。

買い物でお願いしたものの中に、アボカドが入っていた。

どーーーーーーーーーっしても、アボカドが食べたくなったのだ。

 

しかし夫が買ってきてくれたのは、アボカド(Avocado)ではなく、茄子(Aubergine) だった。

ちゃんとドイツ語で書いてあげたんだけどね(滝汗)

 

今日の昼には、手巻き寿司をするつもりで、アボカドも買ってきた。

茄子はどうやって調理しようかな🍆

 

 

 

 

ドキドキしてしまうがな。

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基準値が200以上になってしまった我が街では、イースター明けからずっとオンライン授業である。

娘は週5回、倅は週3回をteamsでのオンライン授業にあてている。

しかし我が家はそれにプラスして土曜日には補習校のオンライン授業があるので、かなり忙しい。

娘の授業は追い出されてしまうが、倅はまだそういう事は言わないので、隠れて座って様子を見ている。

 

先生の方針で、

「授業中にやりたいので、家ではしないで下さい!」

というプリントも既に頂いていて、しかしそうなると、初めて目を通すわけで、普通の授業でも集中力がないと注意を受ける倅には、オンライン授業で小さい画面で雑音も混ざっている中で集中して聞くのはかなりハードルが高いように思う。

 

できるだけ先生の提案通りにはするが、親の目から見て、難しそうだと判断した場合は事前に目を通したり、1回は読ませるようにしてから臨んでいる。

 

娘もそうなのだが、倅は授業中は臆する事なく、発言をするようだ。例えそれが間違いであっても、発言しようとする姿勢は偉いと思う。

対面授業の時は逆の指摘をよくされていたので、オンライン授業が彼には合っているのだろうかとも考える。

今回は、あらかじめ読んでいたのもあり、先生の質問も頭に入りやすかったというのもある。

それでちゃんと発言もできていた。

苦手な音読もなんとか頑張って読んでいた。

 

小さな成功体験の積み重ねが、自己肯定感を育んでいく。

そのように捉えて、やっていかなければならない。

定型発達児以上に、発達障害児は自己肯定感が育みにくいという。

ちょっとした事ではあるが、どうして綺麗にできないのだろうと思う事が、とても多い。

倅には倅の良い所が沢山あるのだけれど、失敗がとても多過ぎて、可哀相になってくる。

だからほんの小さな事をやり遂げただけで、私も夫もとても嬉しくなって、沢山褒めてしまう。それで娘がヤキモチを妬いてしまうので、それも難しいところだ。

 

補習校が始まると、中2では歴史も習うそうで、悪戦苦闘していた。

それで私も隣に座って、教科書と資料に提示されているビデオを見ながら手伝った。

補習校は中学部に入ると、算数はもう授業で勉強しなくなり、その代わり、地理、歴史を本格的に習うようになる。

日本の歴史に興味を持ってもらうのは嬉しいものだ。

娘も倅も頑張れ!

 

 

21年度補習校初日。

我が家には9歳の壁を地でいく倅と思春期真っ只中の娘がいる。

本当に手強い。

 

ドイツで生まれ育っているので、果たして何処まで日本語が定着するか危惧する部分はあったが、小さなニュアンスが違ってはいるものの、会話には支障はない。

ただ音読や自分の思いを書いたりする事は、相変わらず苦手なようだ。

やっぱり漢字を覚えるのが困難なのだと思う。

 

ようやく先週末から、また補習校での日本語の授業が始まった。

初日はとにかく緊張するのか、オンライン授業が終わったら、2人ともグッタリしていた。

先生はドイツで子育て経験があるので、現地校と補習校の勉強でいくと、どちらを優先させるべきかを理解して下さっているのが、ありがたい。

今年度も恐らく国語のみ(もしかしたら社会も少しはあるかも)の授業になるだろうが、なんとかお互いにストレスを溜めないように、気を抜けるところは抜いてやっていこうと思う。

 

小4の倅の方では、早速百人一首を少しだけ学習していた。

補習校では毎年高学年対象で、百人一首大会が催される。

娘が小4の時、接戦の末、3位となった。

賞品は日本地図の下敷きで、今でも大事に持っている。

 

当時、帰国した折に、実家に置いてあった百人一首かるたを母に承諾を得て持って帰った。それを時々、子供達と一緒にやって遊ぶ。

補習校では1週間1回であっても、日本文化にも触れる行事や風習も教えてもらえるし、家庭でのみ培った事も補修校内で披露できる。

実際、我が家のように百人一首を家で遊ぶ子供もいるわけで、

「あの子も自分と同じなんだ」

と半ば同志のような感覚になっているようだ。

 

他にも興味深いのは、自己紹介で、子供達がそれぞれ好きな食べ物を言った際に、1番多かったのは、餃子、ラーメン、寿司といった日本でも馴染み深いものだった。(倅はそこに納豆も付け加えていたが)親が好んで作るものが、子供の好物にもなるのだろう。

我が家は皮から餃子を作るが、同じような工程を踏んでいる人もいた。

ある時、市販されている冷凍餃子を買って焼いて食べたが

「これも美味しいけど、やっぱり自分で作った方がもっと美味しい」

と娘は言っていた。

 

果たして今年度は何回補習校が開くだろうか。

1学期の半ば迄は既にオンライン授業となり、例年予定していた1学期の目玉である運動行事や体験学習も 、またしてもコロナで既に中止と決定してしまった。

子供達が楽しみにしていただけに残念ではあるが、いつかまた再開できる日を願って、それまではオンライン授業でなんとか乗り切らねばならない。

 

 

 

エンゼルトランプ 小倉百人一首 令和

エンゼルトランプ 小倉百人一首 令和

  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

 

うんこのできるまでー食べものの旅【知識の絵本8】

健康のバロメーターである💩

人間の体に入った食べ物が💩になるまでの経緯を分かるやすく解説している本です。 

 

 

うんこのできるまで―食べものの旅 (知識の絵本 8)

うんこのできるまで―食べものの旅 (知識の絵本 8)

  • 作者:佐藤 守
  • 発売日: 1983/10/28
  • メディア: 大型本
 

 

細胞達が小人になっているので抵抗なく見れますね。

『はたらく細胞』みたいな世界です。

まあ、この絵本の方が古いのだけど。

日本人は、昔から色々なものを、とっつきやすくする為に擬人化していたようですね。

 

低学年向けではありますが、結構長いので、子供が1人で読むというより、始めは親が読み聞かせる方が適していると思います。

 

大昔、子供達に読んであげていたら、💩の事なんで、毎回くすくす笑いが起こっていました。

しかし興味はあるわけで、続きが気になって、「読んで」とよくせがまれました。

 

自分達の体の中(主に胃腸)で、何が起こっているのか、そしてどうやって食べ物が分解されるのか、あの独特な臭いや色が、どのようにしてつくのかが、可愛らしい絵と優しい文章で表されています。